Diary

買わないで!キャンペーン。

2012.01.12

昨年末に業界の友人に教えてもらったアメリカの年に1度の

国全体で大々的にSALEをおこなう「ブラックフライデー」に

アウトドアメーカー【パタゴニア】がおこなったキャンペーン広告。

ピクチャ 1

直訳すると「このジャケットを買わないで!」ってコト。

? よくある偽物、コピー商品の撲滅キャンペーンか?!と

思ったらそうじゃなかった。

「ブラックフライデー」のアメリカでは11月の第4週の金曜日は

クリスマスへ向けたセールシーズンの幕開けの初日として、営業

時間(深夜営業など)を変更し、安売り大セールを繰り広げます。

その日にパタゴニアは、消費者主義の問題に疑問を投げかけたと . . .

patagonia.com内のブログに下記のようなメッセージが記されてました。
。。。。。。。。。。。

私たちが作るすべてのものはこの地球から、戻すことのできない

何かを奪っています。パタゴニアのウェアのひとつひとつが、

たとえそれがオーガニッ クであれリサイクル素材を使ったもので

あれ、その重さに対して何倍もの温室ガスを排出し、最低でも

半分の廃棄物を生み、地球上のあらゆる場所でだんだんと 希少

になっていく淡水を大量に使用しているのです。

ニューヨーク・タイムス紙に広告を掲載した理由は、それが国内

で最も重要な新聞であり、「記録の新聞」として知られているから

です。

私たちはこの 広告をホリデーのショッピングシーズンの開幕日で

ある「ブラックフライデー」に掲載しました。

ブラックフライデーに購買を控えることを求めている会社は、

この国でも私たちだけでしょう。

けれども、私たちは物を作り、売るビジネスをしています。

私たちの給料はそれに依存しています。そればかりか私たちの

ビジネスは成長しており、新しい直営店をオープンさせ、カタ

ログの発行部数も増えています。私たちを偽善者だと呼ぶお客様

にはどう答えたらよいのでしょう。

「ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて

実行する」というのが私たちのミッションの一部です。

私たちは環境を改善するための仕事をしているのですから、お客様

に「購買はよく考えてから」と奨励しないことの方が偽善なのでは

ないでしょうか。

。。。。。。。。。

本当に自分とってこれが必要なのか?!

しっかり考えて消費して行くことが重要だとキャンペーンで

訴えてるのかな?!って思いました。

まぁ〜究極な定義ですよね?! 僕には全くこの領域に達して

いないので深く考えません(苦笑)。

こんなキャンペーンを訴えるのはパタゴニアを入れて世界で

数メーカーしかできないだろうし、尊敬すべきこと!

ただ、過去のパタゴニアならもっとスマートなキャンペーンの

やり方をしたんじゃないのかな?!って、

ふと疑問に思ったのも事実。

心に余裕 。。。環境に余裕 。。。余裕ってものを僕は考えてみたいな。

皆さんも時間がある時にちょっと考えてみて(笑)。

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